令和3年度会長補佐を務めております青木健太朗です。
全3回にわたる事業・継続・計画ワークショップですが、2回目も無事終えることができました。参加頂いた方には感謝申し上げます。ここで少しこのワークショップに至るまでのお話をしたいと思います。
ここ数年、様々な環境の変化によって今まで行っていた事業が安定的に進めていけるのかという不安を感じることがありました。その環境の変化をいち早く掴み、
個社で対応するノウハウを身に着けていく。理解はしているものの危機感もあまり感じていませんでした。また、近年の環境の変化は個社だけで問題解決は難しいとも思っていました。そんな中、新型コロナウイルスの影響により環境の変化がいままで以上に大きく起こり、思っていたことが現実になりました。
その時、解決の糸口として事業継続計画があることを知りました。
ご存じの通り事業継続計画(BCP)は緊急時に備えるというイメージがついてます。実際はその備えのために日常行われている業務を細かくチェックしていくことなのです。十分でないところは改善をしていく。
それらは従業員への対応や自社の設備、取引先や仕入れ先との連携など自社だけでなく自社に関わる人たちも関係しています。
そうしたことを一つ一つ認識し、共有することが個社として生き残るための一つの戦略であり、結果として木材業界の継続へとつながると感じこのワークショップを企画しました。
具体的な計画の立てかたなどノウハウを学ぶワークショップも考えましたが、経済産業省などでセミナーがありますので、そちらにお任せするとして、木材業界に関わる経営者として大事な要素をもっと共有していくことが木青連のできることと思い今回のような形式を取りました。
いままで参加できなかった方も録画した内容をご覧いただけますので是非見ていただきたいのと、あと1回ありますで是非参加頂ければと思います。「お酒のない真面目な飲み会」と言われたワークショップです。是非多くの方と意見を交わし学んでいただけたら幸いです。

青木 健太朗(あおきけんたろう)
1977年生まれ。旅と建築と音楽が好き。
令和3年度 会長補佐
東京木材青年クラブ
株式会社京和木材 取締役
http://kyouwa.html.xdomain.jp/



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