地区大会レポート 令和3年度東北地区

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令和3年10月30日(土)に第48回日本木材青壮年団体連合会東北地区協議会会員福島大会が開催されました。昨年度は新型コロナウイルスの影響で中止になり、東北地区協議会としては2年ぶり、また今大会の主管であります福島県木材青壮年協会にとっては前々大会はその2週間前に発生した台風19号による甚大な被害からの復旧作業に追われたため参加できず、実に3年ぶりの大会参加となりました。

web開催

そのため、令和3年度体制の発足当初から荒川会長は「今年度は地区大会を必ず実施します」と力強く宣言をされておりました。しかし、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着かず、参加者に対する安全の保障が難しいこともあり、リアル開催からWEB開催への変更を余儀なくされました。そのため今大会はこれまでの現地開催の大会とは異なり、WEBならではの懸念事項も考えられたこともあり、前々日~当日までに計5回のリハーサルが行われたと聞いております。

荒川会長

大会冒頭の荒川敦郎地区会長の挨拶では「木青連の大会をWEBを通して行うとは夢にも思わなかった。時代が変わるということは今までのあり方が通用しなくなるピンチでもあるが、今までとは違うあり方が発見されるチャンスでもある。時代や社会は思わぬかたちで変化することもあるが、我々木青連の仲間の絆は時と場所を超えても変わらないものになればと切に思う」と述べられました。

舞台裏

来賓祝辞では福島県木材協同組合連合会会長兼福島県木材青壮年協会顧問の鈴木裕一様より、「木材業界にとって大変な追い風のさなか、日本木青連の皆様にはぜひ中核となって、頑張っていただきたい」という心強いお言葉を頂戴しました。

鈴木裕一様

日本木材青壮年団体連合会の松原輝和会長からは「ウッドショックと言われている中でもチャンスに変えているメンバーもいる。この流れに則って、我々がどのような動きをしていくのか、もしくは概況の流れに沿ってそのまま身を任せるのかによって全然違う未来ができてくる。今後も木青連の仲間同士学び合い、進化していけることを切に願う」とおっしゃっておりました。

次年度の開催地発表では、WEBならではの演出で参加者の笑いを誘いました。

来年、宮城県で行われる地区大会の準備もすでに始まっているとのことでしたので、今から楽しみにしております。

次回は宮城県で開催

式典後の記念講演では、公益財団法人ふくしま海洋科学館(アクアマリンふくしま)理事長兼館長の古川健様より「アクアマリンふくしまの日々 ~山と海~」と題しましてご講演いただきました。森・川・海のつながりを重視した唯一無二の水族館であり、地域と共に歩みながら子供たちの未来を開くために様々の取り組みをされていることをお話しいただきました。

古川健様

最後に今大会にご参加いただきました皆様、そしてこのような素晴らしい大会を運営していただきました福島県木材青壮年協会の皆様に心より感謝申し上げます。

取材担当者

大坂元(おおさかげん)
1988年生まれ。趣味は読書、野球観戦、カーリング観戦
R3 広報戦略委員会 副委員長
 秋田県木材青壮年団体連合会
早口木材株式会社 専務取締役
http://hayaguchi-mokuzai.jp/

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