R3会団長リレー 高橋拓己さん(美作木材青壮年経営者協議会)

自己紹介

美作木材青壮年経営者協議会、令和３年度会長の高橋拓己と申します。

昭和５２年に木札・護摩木・塔婆・絵馬の工場として創業。ＯＡ家具や住宅関連（キッチン・下駄箱・収納棚など）の製作、またレーザー彫刻によるオリジナル商品の開発、ネット販売など多岐にわたる事業を展開している。今までの経験を生かした職人の手作業も大事にして「他には無い」という製品を社員一同心を込め、お客様だけの大切な一品を作り続けています。

インターネット部門では、レーザー加工機が２台あり、不可視レーザーでさまざまな素材を彫刻・切断・穴あけ・加工することができ、パソコンのソフトで編集した文字やイラストを鮮明に表現することができ素材に（木・アクリル・革など）彫刻したものは表面を削るので消える事はありません。

また、花部門のプリザーブドフラワーは、特殊な技術をもとに生花のみずみずしさ美しさを出来るだけ長い時間楽しんでいただき、木枠やボードなどにレーザー彫刻でメッセージを刻印してオリジナルの贈り物として喜んでいただけます。

美作ヒノキ・杉の木製品を中心とするもの作りにこだわり、お客様のニーズと時代の流れに従い、これからも国産材を用いた高品質な商品を開発し、皆様に愛される商品をお届けしていきます。

会団紹介

私たち美作青壮年経営者協議会は、素材生産から、製材、卸売り、建築業まで、様々な業種の若手経営者が集まっています。活動拠点である岡山県北部は、美作材（杉・桧）に代表される木材の産地であります。

会創立６１年を迎える年になります。私たちは、先輩方が培ってきた知識と経験と、恵まれた産地を活かし、日夜、切磋琢磨しています。

主な活動は「全国優良木材展示会」「木工工作コンクール地区審査会」「おかやま木材フェスティバル」「家族会」「他会団との積極的な交流」などがあり、地域の様々な関係団体から協力をいただきながら頑張っています。これからも、地域産業の発展を目指し、不屈の精神を持って頑張っていきます。

プライベート

趣味はゴルフです。月２回ぐらいはコースに出たいと思っています。

地域の課題

コロナで何もできない中、全国優良木材展示会や木工工作コンクール・おかやま木材フェスティバルなど規模を縮小して行っております。

会員へのメッセージ

現在は、新型ウイルス感染症のため、景気状況も大変厳しく、ウッドショックと価格の上昇で先行きも不透明な中ですが、森林・木材産業に携わる業界団体として、木の文化の素晴らしさを伝え、森林環境を整え、末永く引き継ぐと共に、木の新たな価値を創出し人と森林と地球が調和する豊かな未来を会員とともに実現を目指します。

取材者