令和2年度全国会員九州熊本大会レポート

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令和3年6月19日(土)に熊本城ホールを主会場とし、日本木青連第66回全国会員九州熊本大会が開催されました。大会はコロナ渦でもより多くの会員へ参加して頂くためWEBライブ配信による中継と現地会場との同時開催という形をとりました。

全国大会を開催するにあたって、九州地区を中心とした大会実行委員会と開催地である熊本会団のメンバーの方々には非常に厳しい状況のなか、開催の判断や最善の方法を模索するなど、多くの決断を迫られる場面があったかと思います。様々な葛藤と向き合いながら、皆様の協力を頂き、全国大会を開催することが出来ました。

式典は、国歌静聴や木青連会歌静聴という感染予防を踏まえたものとなりました。令和2年度は、多田会長が掲げる『三つの創造一つの木青連~人を創る、山を創る、未来を創る~』のスローガンのもと、新たな時代を切り拓ける「人財創り」、防災機能・持続的に木材資源を産出する山林を改めて見直す意味での「山創り」、木材が社会に確かに根付く「未来創り」を目標に活動して参りました。多田会長より、活動報告とその振り返り、木材界が今後どうしていくべきかについて、最後に一年間の感謝を込めたスピーチを頂きました。

ご祝辞は、農林水産大臣 野上浩太郎様、国土交通省住宅局長 和田信貴様、熊本県知事 蒲島郁夫様、日本木材青壮年団体連合会顧問 衆議院議長 大島理森様、日本木材青壮年団体連合会顧問 東京大学名誉教授 有馬孝禮様、日本木材青壮年団体連合会顧問 (公財)日本住宅・木材技術センター理事長 古久保英嗣様、一般社団法人全国木材組合連合会会長 鈴木和雄様より頂きました。

引継ぎ伝達式へと進み、令和2年度多田会長より令和3年度松原輝和会長へバッチが伝達されました。松原新会長より会長所信表明があり「WOOD ENTERTEINMENT~意味ある価値ある誰もが共感する「木の世界」の創造~」のもと、令和3年度についての意気込みと決意を表明頂きました。

令和3年度全国会員大会開催地である北海道が発表され、令和2年度鍬本大会実行委員長から令和3年度瀧澤大会実行委員長に全国大会の鍵が渡され、令和3年度の北海道大会への意気込みを瀧澤新大会実行委員長から頂きました。

最後に、令和2年度下田副会長の閉会宣言により無事式典が終了致しました。

式典後の休憩の時間では、くまもんと一緒にただもん(多田会長)、もりもん(森九州地区長)がくまもん体操を披露し、会場を和ませて頂きました。

記念講演では、松下幸之助氏が創設した松下政経塾で長年にわたり人材育成に携わり、「青年塾」を創設し、青年の啓蒙にあたっておられる上甲晃先生をお招きして「逆境こそチャンス~松下幸之助に学ぶ~」をテーマに講演をして頂きました。コロナ渦、ウッドショックといった非常に先が読めないなか、新たな社会に向け歩みだす志を教えて頂きました。

参加者からの激励や楽しかったという言葉を頂くと、未曾有の災禍のなか、木材業界としても厳しい状況ではありますが、「木青連の仲間は有難い」、「仕事のやる気が出た」、「こんな時だからこそ開催した意味があった」と思わせて頂いた大会でした。

松尾 壮一郎(まつおそういちろう)
1984年生まれ。趣味は麻雀・音楽・旅行。
R3 広報戦略委員会 副委員長
 佐賀県木材青壮年会
松尾製材所 代表
有限会社夢木香 https://www.e-house.co.jp/yumekiko/

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