皆さまこんにちは。令和6年度木育創造委員会 委員長の大原です。
この度、日本木材青壮年団体連合会の木育創造委員会が担当する「森林環境教育・木育『遊戯性教材』有効性検証事業」の会議が令和7年3月26日(水)にオンラインにて開催されました。その概要とともに、会議の動画を会員の皆様へ共有いたします。
森林環境教育・木育「遊戯性教材」有効性検証事業とは
近年、森林環境教育や木育の分野では、より効果的に子どもたちに関心を持ってもらい、楽しみながら学びを深めるために、ゲーム性を取り入れた教材(遊戯性教材)が注目されています。
本事業では、ボードゲームやカードゲームなどを活用したこれらの遊戯性教材の教育効果を検証し、その普及方法について検討していきます。
会議の概要
会議では、以下のような流れで進められました。
- 委員および参加者の紹介
- 委員会設置要領の確認
- 遊戯性教材の具体的な紹介と活用事例の発表
- 教材の有効性や今後の普及方法についての議論
会議の主な内容
東京学芸大学の金子先生が委員長に選任され、会議をリードされました。また、私からは、日本木材青壮年団体連合会として、全国の児童生徒を対象にした木工工作コンクールの取り組みをご紹介しました。
会議では、教育分野の専門家の方々が遊戯性教材の具体例として、以下のような教材の紹介を行いました。
- きこりものがたり(東京学芸大学)
- セーザイゲーム(熊野林星会)
- ZORING(三陸中部森林管理署)
- FOREST BALANCE GAME(飛騨五木)
- moritomirai(山梨日日新聞社・プロジェクトデザイン)
各教材の開発経緯、ゲーム内容、教育的効果について紹介され、特に学校教育の中での効果的な活用方法や子供たちへの教育効果について深く議論されました。
今後の展開
今後、これらの教材を中心に、学校教育の場における具体的な効果を検証する体験会を実施し、そこでの評価を基に、教材選定や普及の手引きを作成することになりました。
会員の皆様には、これらの取り組みを動画でもご確認いただけますので、ぜひご覧ください。
これからも、木育創造委員会では、子どもたちが森林や木材産業への関心を高められるよう、積極的に取り組んでまいります。
引き続き皆様のご協力をよろしくお願いいたします。




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