令和4年度 第4回理事会レポート

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令和4年度11月19日(土)に愛知県名古屋市、名駅モリシタ名古屋駅東口店 第二会議室にて午前には研修「セーザイゲーム」、午後から令和4年度日本木材青壮年団体連合会第4回理事会、その後は場所を変えて懇親会を開催致しました。理事会には現地49名WEB20名の参加となりました。

まず行われたセーザイゲーム、作成者は三重県熊野林星会、野地木材工業株式会社の野地さんです。作成する理由としては木を切る人は「きこり」家を作る人は「大工」、では木を加工する人は「セーザイ?」世間的に製材という仕事が認知されていない、木育を語る上でもうまく伝えられない、でもこんな良いところもあるんだぞということをわかりやすく伝えるきっかけにすることができる、そんな思いが込められたゲームです。

今回は4人~6人のチーム6組でゲームがスタートしました。丸太を買うセリから始まり製材、販売をして、売り上げを競い合う、セリではみんなが熱くなり大変盛り上がった研修となりました。ゲーム終了後、野地さんの挨拶の中で「このゲームをやった後とやらないのとでは製材の話をするうえでみんなの聞く姿勢が全く違い特に子供だと目に見えて変わり、話をしてもよく聞いてくれる。」と教えてくれました。それは体験したみんなも感じ、製材の魅力、良材をもっと使うように、そんな想いが広がっていくための活動をしていこう。そんな気持ちになるゲームでした。対象は小学生からですが是非木材関係者や行政の職員などにセーザイゲームを体験していただきたくなる、そんな素晴らしい研修でした。

理事会では日本木材青壮年団体連合会会長の川井博貴君の挨拶がありました、9月の豪雨災害により関東、静岡での現調査をして製品、機械の現状を目の当たりにした。木青としてなにかできないか考えた結果、各地区での対応でお願いすることとし、令和4年度では各地区での団結を深めることを大事に考え、各地区の理事会にオブザーバとして参加し各地区の良さを発見し発信する、今後も各地区での関りをもちたい。とのご挨拶でした。

次に直前会長の松原輝和君の挨拶がありました。午前中のセーザイゲームを通してわかったことがある。体験することの大切さ、体験参加型という良さを改めて感じ、決めたいことならWEBで全部決められる。しかし、川井会長の大事とする各地区へ赴いてフェイスtoフェイスでしか感じられない価値、色々な発見、伝えたいから赴き現地でまた新しいことを知り価値の再循環。効率だけでなく非効率、非業率ということもセーザイゲームから改めて感じた。とのご挨拶でした。

報告事項、協議事項ともに記載通りに話は進みましたがSCM推進委員会、会員検索システムリニューアル計画の更新にともなう質疑応答、また復興支援委員会による災害発生時対応に関する規定、オレンジボックスの有効活用に対してなど意見が飛び交う場面が見られた第4回理事会となりました。

その後の懇親会では全体で55名参加、久しぶりのリアルでメンバーとお酒を酌み交わすことができ、会話も弾み楽しい時間を過ごすことができました。                

最後に、今回の理事会から懇親会までの段取りをしてくださった愛知会団のメンバーの皆様ありがとうございました。

記事作成者
井森 貴久(いもり たかひさ)

1989年生まれ
令和4年度 広報委員会副委員長
岐阜木材青壮年団体連合会
株式会社井森建設 専務取締役

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