去る令和4年5月28日(土)にカナモトホールにて、日本木青連第67回全国会員北海道大会が開催されました。全国大会が北海道の地で開催されるのは実に29年ぶりとのことで、またコロナ渦ではありましたが、現地でのリアル開催にこだわり、多くの会員が全国から北海道の地に集まり、盛大な大会となりました。


式典は、今回も国歌静聴や木青連会歌静聴という感染予防を踏まえたものとなりました。
令和3年度は、松原会長が掲げるスローガン『WOOD ENTERTAINMENT~意味ある価値ある誰もが共感する「木の世界」の創造~』のスローガンのもと、『新しい木財の価値創造』、『新しい森林の価値創造』の2つを使命とし、業界内だけでなく、他業界も巻き込んで事業を推進してきました。松原会長より、活動報告とその振り返り、最後に一年間の感謝を込めたスピーチを頂きました。


ご祝辞は、農林水産大臣 金子原二郎様、国土交通省住宅局長 淡野博久様、北海道知事 鈴木直道様、札幌市長 秋元克広様、日本木材青壮年団体連合会顧問 前衆議院議長 大島理森様、日本木材青壮年団体連合会顧問 東京大学名誉教授 有馬孝禮様、日本木材青壮年団体連合会顧問 (公財)日本住宅・木材技術センター理事長 古久保英嗣様、一般社団法人全国木材組合連合会会長 鈴木和雄様より頂きました。


その後、第46回全国児童・生徒木工工作コンクール、第25回木材活用コンクールの入賞作品の発表が各担当委員長より行われました。今回も素晴らしい作品が出そろい、伝統ある2つのコンクールの締めくくりとなりました。
各受賞作品は、式典会場入り口のロビーにもパネルで展示されました。


続いて引継ぎ伝達式へと進み、令和3年度松原会長から令和4年度川井会長へバッチが引き継がれ、川井新会長から松原会長へ感謝状が渡されました。その後は、川井新会長より所信表明があり、『ともに』 〜同志と共に築く未来へ繋ぐ木青連の輪〜のスローガンのもと、令和4年度の決意を表明頂きました。一緒に令和4年度役員紹介が行われました。


その後は次回開催地として令和4年度全国会員大会開催地である高知が発表され、令和3年度瀧澤大会実行委員長から令和4年度笹岡大会実行委員長に全国大会の鍵が渡され、令和4年度の高知大会への意気込みを笹岡新大会実行委員長から頂きました。


後半の記念講演では、~新しい木青連の講演の価値創ります~『ボクらの特別な一年』と題して、1年間事業を担ってきた委員長たちのトークセッションが行われました。講演者には令和3年度委員長を努められた野瀬正樹さん、鵜川秀樹さん、野地伸卓さん、古谷隆明さん、小友康広さんの5名が登壇し、
第一部 WOODENTERTAINMENT 事業報告
第二部 WOODENTERTAINMENT クロストーク
を行いました。
第一部では素晴らしい活動内容について各委員長から報告があり、ここでは書ききれないため、全国大会誌や理事会資料をご覧いただければ幸いです。
第二部は野地広報戦略委員長の進行による ”ウッディトーーク” が行われ、事業を終えた1年間の想いをありのままにお話いただき、5人そろって日本木青連常任理事・委員長をやってよかったという言葉が印象的でした。次年度以降の委員長の方々も勇気づけられる講演会になったのではないかと思いました。



2年ぶりに完全リアル開催での全国大会は、松原会長、瀧澤大会実行委員長をはじめとする、北海道木青の方々の、29年ぶりに何としても開催するという想いの詰まった素晴らしい大会でした。

上田 康広(うえだ やすひろ)
1975年生まれ
令和4年度広報委員会副委員長
岩手県木材青壮年協議会
株式会社上田製材所 代表取締役社長



コメント