R3会団長リレー 寺島信弘さん(宮城県木材同友会)

会団長リレー

自己紹介

皆さんこんにちは。

令和3年度宮城県木材同友会会長の寺島信弘と申します。歳は昭和53年生まれの43歳です。
私は大学を卒業後,医薬・医療メーカーを経て20代後半で家業に戻りました。

そして,家業に戻ってからの30代は自分自身の成長を求め(一社)泉青年会議所に入会し,40歳の卒業までJC運動に情熱を燃やしておりました。

さらに,宮城県木材同友会においては所属3年目(定年45歳)であり,会団創立50周年という節目に会団長という貴重な役職をいただき,身の引き締まる思いです。また,私自身は当会入会によって木材業界の仲間が増え,多くの刺激をもらい個人の成長を得,日々感謝しております。

私の仕事は(有)寺島木材(昭和元年創業)の四代目として,仙台市内で国産素材を中心とした原木販売や製材,木材製品の販売,不動産業を行っており,「地域への奉仕と感謝を大切に」の理念を持ち地道に営んでおります。

会団紹介

宮城県木材同友会は,宮城県の各地より16名の会員が集まり活動しております。素材生産業・製材業・木材市場・卸売業等の川上から川下まで,県内の木材業界を担う会員達が集まっております。

そして,当会の活動としては,宮城県・宮城県教育委員会・仙台市教育委員会・宮城県木材協同組合等からご協力とご支援をいただきながら,『みやぎ児童木工工作コンクール』を主催するとともに,宮城県内小学校の夏休み期間に合わせ『夏休み親子木工教室』を毎年実施しております。

《令和3年度夏休み親子木工教室》

さらに,今年度は未開拓であった仙台市西部エリアの商業施設と初の試みとなる『秋休み親子木工教室』を実施し,親子100名近くのご参加を賜りました。これからも当会はより多くの子供たちに「ものづくりの楽しさ」や「木の素晴らしさ」を体験して頂く機会を提供してまいります。

《令和3年度秋休み親子木工教室》

また,今年度は会員同士の親睦をより深めることと,今後の木育事業を見据える目的でキャンプ事業を行いました。この事業を通して,会員同士の情報共有や親睦を深めることができましたので,引き続き実施していきたいと考えております。

《令和3年度キャンプ事業》

プライベート

私の住む地域にはプロサッカーチームベガルタ仙台のホームグランドがあり,家族で観戦に行くことが楽しみです。個人としては,当会の先輩方や地域の方にゴルフのお誘いをいただくことが増え,下手なりに楽しんでおります。今後は趣味といえるように挑戦していきたいと思います。

地域の課題

都市木造への取り組みが宮城県でも注目を集めております。仙台駅東口エリアには純木造の7階建てのビルが建設され,県内でも我々木材業界への注目が集まっております。

その一方で,当会の会員企業も含め同業種同士の個々の会社の強みや仕事の中身への理解があるとは言えないのも事実です。この課題に取り組むことは,会員個々の結びつきや親睦をより深め,仕事の幅を拡げるだけでなく,これからの新しい会員の増強にも結び付くと考えております。

会員へのメッセージ

令和3年度もコロナ禍が続き,ウッドショックと,より木材業界の仲間との意見交換や情報共有などが求められる中で,適時の情報を発信していただける日本木材青壮年団体連合会へ感謝申し上げますとともに,全国会員皆様には,これからも宮城県木材同友会を宜しくお願い申し上げます。

取材者

野地 陽介(のじようすけ)
1982年生まれ。野地三兄弟の三男。マイブームは畑仕事。
R3広報戦略委員会委員 紀南木材新緑会(和歌山県) 会団長
野地木材工業株式会社 取締役工場長
https://www.nozimoku.co.jp/

コメント

タイトルとURLをコピーしました