自己紹介
福岡県木材青壮年連合会令和3年度会長を務めさせて頂いております、有限会社佐藤商店 佐藤圭介と申します。宜しくお願い致します。1981年生まれの40歳です。

木型材・資材がメインの材木屋です。
その他仏具材・物流倉庫のキャンバー材などを卸しております。
木型とは、造船のタービンや自動車のエンジン・大型プラントの配管などを木の型で造り、その型を砂に埋め型をとりドロドロの金属を流し込み製品を造る為の最初の原型を造る型です。その型を作る材料を卸しております。
身近なものですと、食品パッケージの型や、トイレやユニットバスの型、ここ最近ですと半導体製造装置の型やリニアモーターカーの型などがあります。また面白いものですと、等身大のガンダムの型などもありました。(指1本が1メートルありました。)どちらかというと、建築よりも製造業に関わりのある材木屋です。
会団紹介
現在、福岡県木青連は40名近い会員が在籍しております。素材生産・製材・市場・流通・小売りと川上~川下まで、様々な業種の会員がいる、非常にバランスのとれた会団となっております。活動といたしましては、ウッドフェスタ事業や、農林水産祭りにおける木工キットによる、木育事業や木工工作コンクール等があります。特に木工工作コンクールは、非常に力を入れており毎年数千作品の応募があります。全国でも多数受賞しており、昨年度は文部科学大臣賞を受賞しております。


本年度はコロナウイルスの影響で、ウッドフェスタ事業や、木工工作コンクール表彰式が中止・延期となりました。県知事賞を受賞した生徒だけでも、何とか表彰式ができないか、県庁林業振興課と打合せを重ねて、受賞した生徒の学校に農林事務所所長・林業振興課職員の方と一緒に訪問して交付式を行うことができました。

プライベート
仕事の取引先に、副業で鋳物のダッチオーブンやスキレッドなどの、キャンプギアを製作している会社から、ダッチオーブンを頂いて、そこから家族と頻繁にバーベキューをするようになりました。昨年と今年の夏はコロナでプールに行くことが出来なかったので、バーベキューをしながらトラックプールをよくしました。来年は、ちゃんとしたプールに連れて行ってあげられたらいいなぁと思います。




地域の課題
福岡会団は、5つの会団と4名の特別正会員からなる会団ですが、それぞれの地域性があります。本年度は日本木青連の木材PRカレンダーが見直しとなりましたので、福岡県独自で木材PRカレンダーが出来ないか協議を重ねて、それぞれの地域性を活かした、福岡県ならではの木材PRカレンダーを作成することができました。出来上がったカレンダーは、木工工作コンクールの受賞者や各小学校に配布させて頂いております。

会員へのメッセージ
福岡県木青連は40名近い会員が在籍しております。川上~川下まで、様々な業種の会員がいる、非常にバランスのとれた会団となっております。ですので、新型コロナウイルスや我々の業界に多大なる影響を与えたウッドショックなど非常に困難な状況でも必ず助けてくれる仲間がいます。
福岡県木青連は団結力のある会だと私は信じております。実際、木青会協賛記念市を開催した際ウッドショックの影響でなかなか、材が集荷できにくい状況でしたが、会員の仲間が協賛記念市の為に多くの材の出荷のご協力を頂きました。
このように様々な困難な状況の中でも、木青会活動を通じ、そこで知り合う仲間たちと一致団結して取り組み、「コロナだから」「ウッドショックだから」と諦めずに全力で取り組んで乗り越えて行きましょう。
取材者

野地 陽介(のじようすけ)
1982年生まれ。野地三兄弟の三男。マイブームは畑仕事。
R3広報戦略委員会委員 紀南木材新緑会(和歌山県) 会団長
野地木材工業株式会社 取締役工場長
https://www.nozimoku.co.jp/



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